若い内はまだ健康に対してさほど気にする事がないのは当然ですが、だんだん年齢を重ねていくと体も衰えていき、病気等にも罹りやすくなってしまいます。そんな自分の健康状態を知る為の一つとして血圧を測ってみましょう。

高血圧の治療ガイドラインとサプリメントの服用の注意

2014年4月、高血圧の診療方針をまとめた学会の「治療ガイドライン」が5年ぶりに改訂されました。高血圧の診断は、先ず病院の診察室で測定しますが、ここでの診断基準は、収縮期(いわゆる上)が140mmHg以上、拡張期(下)が90 mmHg以上で、病院診察室で高血圧と評価された場合は、次に自宅で「家庭血圧」を測定します。こちらの診断基準は、収縮期135 mmHg以上、拡張期85 mmHg以上で、起床後と就寝前に2回ずつ測定し、朝と夜それぞれの平均値を算出して、診断基準を超えていると始めて高血圧と診断されます。なお、「治療ガイドライン」で家庭での数値による診断を優先することが明記され、これまで以上に家庭血圧を重視することになりました。

高血圧と診断された場合、薬を飲み始める時期は、この「治療ガイドライン」を参考に主治医が判断しますが、薬による治療までは必要ない状態との診断であれば、一般的には食塩、アルコールの量の制限や野菜・果物の積極的摂取、適正体重の維持、運動、禁煙など食事療法や生活習慣を改善することを行いますが、生活習慣を改善するのはなかなか容易ではありませんから、サプリメントを利用する方法もあります。現在ではペプチド類やカリウム、DHA・EPA、霊芝、紅麹、マグネシウム、カルシウム、ナットウキナーゼなどを含有する様々なサプリメントが販売されていますから、これらを服用することによって手軽に降圧の効果が期待できます。

但し、降圧剤を投薬された場合には、これらのサプリメントとの「飲み合わせに向かない」ものがあり、時には重篤な副作用が出る場合がありますから、薬の服用前には必ず医師や薬剤師にサプリメントの説明書にある成分表を見せて相談することが必要です。